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「藍鯨1号」、中国初の海域におけるメタンハイドレート試験採掘に成功

人民網日本語版 2017年05月19日13:42

南中国海の作業海域における「藍鯨1号」(4月19日撮影)。南中国海の作業海域における「藍鯨1号」(4月19日撮影)。南中国海の作業海域における「藍鯨1号」(4月19日撮影)。
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中国初の海域におけるメタンハイドレート(燃える氷)試験採掘の成功が18日、明らかになった。同採掘任務を担当する「藍鯨1号」は、中集集団傘下の中集来福士海洋工程有限公司が自主設計・建造した、世界最先端の超深海ツインドリルタワー半潜水型掘削装置だ。同装置は「Frigstad D90」ベースデザインを採用し、「DP3」動力測位システムを搭載。縦117メートル、横92.7メートル、高さ118メートル。最大作業水深は3658メートル、最大掘削深度は1万5240メートル。これは世界で作業水深・掘削深度が最大の半潜水型掘削装置で、全世界の深海での作業に適しており、DNV GL社の認証に合格している。

中集集団の麦伯良CEO兼総裁は、同装置は現在の世界海洋掘削装置の設計・建造の最高水準を示しており、中国の深海油ガス探査・開発能力を世界トップに引き上げると話した。今回の試験採掘の成功は重大な技術の進展を示しており、メタンハイドレートの実用化の地ならしとなり、中国のエネルギー構造に対して重大な影響を及ぼす。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年5月19日

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