米国財務省が15日に発表した国際証券投資統計(TICデータ)によると、中国は3月に米国債279億ドル(1ドルは約112.4円)を購入し、米国債保有残高は1兆900億ドルに達し、昨年10月以来の最高を更新したが、引き続き世界2位の米国債保有国にとどまった。昨年10月、中国が直近の5ヶ月間連続で米国債を売却したことから保有残高が2010年7月以来の最低を更新した一方で、日本が中国を抜いて米国の「最大債権者」になった。日本は今年3月も34億ドルを買い増しして、保有残高は1兆1800億ドルに達した。「揚子晩報」が伝えた。
また中国人民銀行(中央銀行)がこのほど発表したところによると、中国は今年4月に外貨準備高が前月比204億4500万ドル増加して3兆ドルを超え、3ヶ月連続で増加したとともに、今年に入って3兆ドルを超えた3回目の月になった。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月17日
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