中国のスポーツブランド「匹克」が、初の3Dプリンターシューズを発表した。これは中国で初めて発売される3Dプリンターシューズとなる。科技日報が伝えた。
シューズの靴底は粉末焼結積層造形(SLS)方式を採用。さらに軽量の弾性樹脂TPU粉末成形技術を用いることで、ランニング中に必要な強度を保証し、その柔軟性により衝撃を吸収する。
かつて業界専門家は「ブランド重視の時代はすでに過去と化しており、シンプルなオンライン3Dオーダーメイドが、シューズの発展の未来となる」と指摘している。そのファッションの価値はさておき、新技術の運用によりメーカーの生産にかかる期間を短縮し、反応速度を高めることができる。同ブランドを例とすると、以前は新作のシューズを設計し、研究開発し、試験を行い生産するまで、通常120日間かかっていた。3Dプリンター技術により、この期間をわずか20日間まで大幅に短縮できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月16日
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