外交部(外務省)の耿爽報道官は27日の定例記者会見で「香港・澳門(マカオ)復帰後にEUがいわゆる年次報告を発表することに、中国側は一貫して断固反対している。誤ったやり方を止め、香港・澳門の事への干渉を止めるようEU側に要求する」と表明した。
【記者】報道によると、EUは26日「香港特区年次報告2016」と「澳門特区年次報告2016」を発表し、香港・澳門について論評した。これについてコメントは。
【耿報道官】香港・澳門復帰以来、「一国二制度」の実践は大きな成功を収め、憲法と基本法の定める特別行政区制度は有効に運用され、香港と澳門は繁栄と安定と保ってきた。これは誰の目にも明らかだ。「一国二制度」「香港人による香港統治」「澳門人による澳門統治」「高度の自治」を堅持する中国政府の決意は確固不動たるものであり、変わることも揺らぐこともない。
香港・澳門復帰後にEUがいわゆる年次報告を定期的に発表することに、われわれは一貫して断固反対している。誤ったやり方を止め、香港・澳門の事への干渉を止めて、中国・EU関係の発展にプラスとなることをするようEU側に要求する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年4月28日
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