動画に映っているこのマラソンシーン、特殊技術による編集は一切行われていない。この「スローモーションマラソン大会」はいかに優雅に、ゆっくりとゴールまでたどり着くかを競う一風変わったマラソン大会。
同大会の発想の起点となっているのは1980年代から90年代にかけて、カリフォルニアのビーチで活躍するライフガードたちを描き、一世を風靡した米ドラマ「ベイ・ウォッチ」。同ドラマにおいて、ライフガードたちがビーチをそれぞれのスタイルで走るシーンが編集でスローモーション加工されており、それが最も印象的なシーンとなっている。22日に開かれたこのマラソン大会ではそんなシーンを再現するかのように、参加者たちは渾身の力を込めて、特殊技術に一切頼らず、自らの表現力だけでこのわずか300メートルのコースをゆっくりと走り切った。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年4月26日
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