最近、中国初の国産空母が近く進水するとの情報に注目が集まっている。軍事専門家の徐光裕少将は北京テレビの番組「軍事情勢解読」で「現状から見て、中国の空母開発は『小幅の急ぎ足』となる。3隻目の国産空母建造の際には比較的大きな飛躍があるはずで、電磁式カタパルトを備えた原子力空母となる可能性がある」と指摘した。人民網が伝えた。
では、今後の中国の空母開発はどのようなものになるのか。
徐氏は「中国初の国産空母は『遼寧』と同じく通常動力空母でスキージャンプ式発艦を採用しているが、ハードウェア、攻撃・防御能力面が多少向上している。2隻目の国産空母は蒸気カタパルトを採用する可能性が高い。これによってより多くの人員を訓練し、より多くの方法を掌握することができる。3隻目の国産空母建造の際には比較的大きな飛躍があるはずで、電磁式カタパルトを備えた原子力空母となる可能性がある」と指摘。
「中国の空母開発は段階的に進み、突然『コーナーで追い抜く』のではなく1隻ごとに前進するものとなる。一連の技術的制約が関わり、プラットフォームの建造から人員養成まで、それぞれプロセスが必要だからだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年4月13日
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