30日に北京市で発表された「BP世界エネルギー予測2017」(中国語版)によると、中国はこの先20年間にわたり、再生可能エネルギーの最大の成長源になり、その増加量はEUと米国の合計を上回る見通しだ。科技日報が伝えた。
同予測によると、中国は2035年に世界のエネルギー消費量の26%を占め、世界の増加量の35%を占める。中国のエネルギー強度は予測期間内に45%低下し、年平均3%低下となる。また、中国がよりクリーンで低炭素な燃料の使用に移行するため、20年代中頃に世界の石炭消費量がピーク値に達する。同予測によると、再生可能エネルギーは成長率が最も高い燃料となり、年平均7.6%増となる。非化石燃料は今後20年間で、エネルギー供給増加量の半分を占める。太陽光発電と風力発電の競争力が高まり、再生可能エネルギーの成長率が4倍に上昇するとしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月31日
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