職業によって肌荒れの状況は異なる。米国の専門家によると、紫外線の照射を浴びるほど肌の老化が進むだけでなく、暖房が効きすぎ、湿度が低い乾燥した環境、もしくは煙やほこりが立ち込める環境だと、肌の老化が加速するとしている。生命時報が伝えた。
日光を浴びすぎると皮膚がんになりやすいが、浴びる時間が短いと体内のビタミンDが不足し、これも皮膚がんの原因となりうる。米ミネソタ大学が専門誌に掲載した研究によると、会社員など室内だけで仕事をする人は悪性黒色腫になりやすい。これは日光に含まれる紫外線A波(UVA)は窓を通過するが、ビタミンDが必要とする、免疫力を高める紫外線B波(UVB)は窓を通過できないためだ。
また米国整形外科学会によると、交通業界で働く人は、紫外線の影響を最も受けやすい。これにはトラックやタクシーの運転手、航空管制官、列車の車掌が含まれる。研究者によると、毎日SPF30以上の日焼け止めクリームを塗ることで、老化を防止できるばかりか皮膚がんにかかる確率を下げることができるということだ。研究者はさらに車を運転する時には、手の甲にも塗った方がいいとアドバイスしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月21日
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