中国の消費者の権利を守る工商・市場監督管理当局の取り組みは、インターネットプラス時代に突入した。人民日報が15日に伝えた。
2016年に工商・市場監督管理当局が受理した消費者からの苦情は166万7千件で、前年比29.1%増加し、過去最高を更新した。苦情の増加は処理の効率の向上につながった。
国家工商行政管理総局の唐軍副局長は、「(国の苦情窓口の)全国12315インターネットプラットフォームの第一期プロセスは3月15日にホームページが開設されて運営がスタートし、消費者はプラットフォームで登録を行えば、パソコン、携帯電話のアプリ、「微信」(WeChat)など複数のルートから24時間いつでも苦情や報告を送ることができる。同時に、各地の工商・市場監督管理部門はプラットフォームの支援を受けて消費者からの苦情を効率よく処理できるようになり、苦情のネット上での処理プロセスを透明化させられる。ビッグデータに基づき、より的確に「ターゲットを定め」て市場の監督管理を行うことができるようになる。
第二期プロセスは年内に完了する予定で、消費トラブルのオンライン受理、オンライン調整、オンラインフォローアップをよりよく実現するほか、地域や国境を越えた消費トラブルのオンライン解決を推進するものと期待される。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月16日
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