浙江省杭州市のある高層住宅地の一角に、このほど、顔認証システムで物品の貸与が可能なサービスを提供する設備が登場した。貸与可能な物品は、電動ドリルや、空気入れ、荷台など、頻繁には使用しないが住民に必要とされる便利なアイテムを用意している。利用者は、「このような貸し出しサービスは、斬新なだけではなく、日々の生活をより便利にしてくれている。」と絶賛している。物品の貸し出しは、同設備とスマートフォンの操作のみで完了できる。利用者は物品を選択、顔認証にパスし、QRコードを読み取れば、貸し出し完了だ。QRコードを読み取った時点からカウントが開始され、利用時間で料金が決まる。使用完了後は、再度システムの顔認証で返却が完了する。同サービス会社の職員は、「現在では、多くの住民が顔認証システムによる貸し出しサービスを体験しに来ている。」と話した。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年3月9日
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