全人代代表、貴州省科学技術庁長の廖飛氏は6日の貴州代表団開放日で、「昨年9月に貴州省で竣工した世界最大口径の電波望遠鏡『中国天眼』は、まだ調整の段階にある。我々は国家天文台と常に連絡を保っており、世界の類似する大型電波装置の調整期間は2−5年だが、この科学工程はやや複雑のため、調整には2年ほどの時間が必要だ。科学者らは現在、夜を日に継いで作業に当たっており、下半期に試運転の段階に入る見通しだ」と説明した。中国新聞網が伝えた。
「中国天眼」と呼ばれる口径500メートル球面電波望遠鏡(FAST)は、世界最大口径かつ最も感度の高い電波望遠鏡で、2016年9月に貴州省で竣工し、世間の注目を集めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月8日
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