普通の人は極寒の中、何も着ない状態の場合、15分間ほどで意識を失い、1時間以内には死亡してしまうという。しかし、動画の中のこのオランダ人男性は、裸のまま氷の上に約2時間座り続けても大丈夫という驚異の肉体の持ち主。このほど、研究者がその謎を解き明かした。
研究者は、彼の体内に含まれる褐色脂肪組織の量が常人離れしていることを発見した。この脂肪組織には、一般的な脂肪組織が持つ保温作用の他に、高代謝による熱量を発生する機能をもつ。また彼は、「意識的に呼吸の頻度を高めることで、心拍数とアドレナリン分泌量を高めることが可能だ」と話す。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年3月7日
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