1日、配車アプリ「滴滴出行」に、新機能「優享」が追加された。滴滴によると、同社は3月から北京・上海・杭州・南京の各都市で「優享」という新サービスの試行をスタートさせる予定で、まず南京で試行が始まった。揚子晩報が伝えた。
「優享」サービスは、滴滴出行顧客端末の「快車(配車)」ページに掲載されている。利用者は配車予約の際に、「通常配車」もしくは「優享」サービスのどちらかを選択できる。通常配車との最大の違いは、「優享」サービスの車はすべて、南京における配車対象車種の中でも高級車モデルに限定されており、南京客管部門が定めるホイールベースなどの条件を「優享」サービスの車種条件(車齢3年以内、価格12万元以上、1元は約16.6円)としている。同サービスの料金については通常配車より高く設定されているが、メリットも多い。
現在、滴滴はドライバーと乗客の一部をピックアップして、このサービスの試行を実施している。利用者は配車予約の際に「優享」サービスを選ぶと、通常配車の代金で「車種無料アップグレード」の特典を受けることができる。業界専門家は、「滴滴の新サービスは国家基準を満たす特別車が厳選されており、これによってドライバーの差別化を図っている」と分析している。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月3日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn