洛陽市文物考古研究院はこのほど、河南省偃師市城関鎮潘屯村南の後漢大墓3基の緊急発掘調査を行い、銀縷と玉衣片が見つかった。新華社が伝えた。
3基には封土があり、その規模は大きく、墓道は東向きとなっている。北側の2基は三室墓で、墓道、前室、耳室、甬道、中室、側室、後室からなる。盗掘状況が深刻なため、少量の陶器、鉄器、銅器、玉石器しか出土していない。3基の墓内からは四角形の穿孔玉衣片が見つかっており、うちナンバーM26の墓からは銀縷も見つかった。専門家は、墓の主人は銀の糸で綴った玉衣「銀縷玉衣」を身に着けており、高い身分だったと推測している。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年2月23日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn