コンドミニアム予約プラットフォームの「■蟻短租(■は虫へんに馬、Mayi.com)」がこのほど発表した「2017春節コンドミニアム市場データ分析」によると、今年の春節(旧正月、今年は1月28日)期間の同プラットフォームの予約数は前年同期比463%増と、祝祭日の最高記録を更新した。「Mayi.com」の申志強・最高経営責任者(CEO)は、「春節は祭日の意味合いが薄れる一方、旅行に出かける人が増えている。うち、家族旅行が主流で、それらを背景に家族で宿泊するのに適したコンドミニアムのニーズが急速に高まっている」と分析している。北京日報が報じた。
統計によると、春節期間中のコンドミニアムの平均料金は昨年より13%高い1泊427元(約7000円)。うち、三亜の上昇幅が最高で478%上昇した。予約数の割合が最高だったのも三亜で、コンドミニアムが最も多い北京を上回った。廈門(アモイ)の鼓浪嶼(コロンス島)や広州の遊園地「長隆歓楽世界」付近のコンドミニアムの料金も389%上昇した。予約数が最も多かったのは北京、三亜、上海、廈門、成都だった。旅行に出かけた市民のうちコンドミニアムを選んだ人の割合が最も高かったのは北京だった。一番人気となったのは、2部屋コンドミニアムで、全体の70%以上。一戸建て別荘、四合院(中国北方の伝統的家屋建築)、老洋房(1949 年以前に上海の租界に建てられた庭付きの一戸建て住宅)、客棧(旧式旅館)など、個性あふれるコンドミニアムも人気だった。
民泊予約プラットフォーム・途家の最新データのよると、春節期間の予約数は前年同期比122.62%増だったという。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年2月10日
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