中国工業・情報化部(省)は17日、「情報通信業界発展計画(2016−20年)」を発表した。同計画によると、第13次五カ年計画最終年度(2020年)までに、陸海空及び宇宙空間をカバーする国家情報通信網インフラの整備を進め、光インターネットと4Gネットワークで都市部・農村部を全面的にカバーするということだ。ブロードバンドの接続能力を大幅に高め、5Gの商用サービスを開始する。そして5G標準・技術の世界的なリーダーとなることを目指す。中国新聞網が伝えた。
同計画によると、農村部・過疎地の情報通信水準を高めることになる。政策支援と資源の傾斜を拡大し、農村部インターネットインフラの建設を加速する。光インターネットとブロードバンドの農村部での効果的なカバーを拡大し、農村部世帯のブロードバンド利用者の12Mbps以上の接続サービス能力を実現する。農村部の電子商取引(EC)などインターネットの応用の普及を推進し、携帯電話のECサイトや携帯電話によるオンライン決済など、モバイルインターネットに基づく革新的応用の発展を加速し、農村部・過疎地への情報通信サービスの延長を重視する。そして情報の到達エリアを農村部世帯にまで拡大させ、2020年までに貧困地域でのブロードバンド普及率を90%以上とし、貧困削減をサポートしていく。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年1月18日
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