2016年、中国全国の税関では、密輸摘発のための合同特別プロジェクト「国門利剣2016」が展開された。全国で摘発された密輸事件は前年比17%増の2633件、関連金額は同4%増の529億3千万元にそれぞれ達した。このうち、穀物など食糧の密輸量は、前年の4倍に相当する36万6千トンに上った。人民日報が伝えた。
税関総署の于広洲・署長は、次の通り語った。
「全国の税関は、2017年も、密輸撲滅に向けた合同特別プロジェクト『国門利剣2017』を展開、穀物の密輸に対する徹底粛清を実施、冷凍品の密輸を厳しく取り締まり、精製油・家電製品・機械設備などの敏感な関税問題に関わる重点製品および資源性製品の密輸を撲滅する方針だ。また、薬物・銃器、固体廃棄物、絶滅危惧種の密輸も徹底的に取り締まり、各種密輸グループの摘発に力を入れて取り組む」。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年1月17日
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