華中科技大学の金属3D印刷技術が、グローバル企業から注目されている。米ゼネラル・エレクトリック社が同校の張海鴎教授のチームに協力と買収の意向を表明すると、エアバス社も積極的に同チームへの接触を試みているという。また、同校と武漢天昱智能制造有限公司は提携協議に署名し、航空産業で事業提携することを発表している。科技日報が伝えた。
張教授のチームは金属鋳造・鍛圧技術を融合し、世界に先駆け小型鋳造・鍛圧同時進行のオリジナルイノベーションを実現した。この成果は3D印刷業界の最大の障害物を取り除き、西側がリードしてきた、鋳造・鍛圧・切削を切り離す伝統的な製造の歴史を変えた。新技術により部品の強度と靱性を大幅に高め、部品の耐用期間を延ばし信頼性を高めている。同時に伝統的な大型鍛造機のコストを削減し、コンピュータで成形方法を直接制御する。薄型金属部品の印刷を可能にしただけでなく、設備投資費と原材料コストを大きく削減した。
「スマート小型鋳造・鍛圧・切削複合製造」は、すでに西航動力公司、西安航空公司、南方航空動力公司の新製品開発に応用されており、高温合金羽根車、アルミニウムケイ素合金ブースターポンプ、エンジン過渡部分などの部品が試作されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年1月11日
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