中国気象局は10日の記者会見で「2016年中国気候公報」と「2015年中国温室効果ガス公報」を発表。中国国家気候センターのセンター長である、研究員級シニアエンジニアの宋連春が、「16年の霧、煙霧の発生は15年より少なかった。16年、中国で中度から重度の煙霧が大規模、かつ持続的に発生したのは8回。15年より3回少なかった」と説明した。中国新聞網が報じた。
宋氏は記者会見で「2016年中国気候公報」を発表し、「過去1年、強いエルニーニョ現象の影響を受けて、中国では異常気象となり、長江中・下流域では、深刻な水害が起きた。異常気象が原因の災害による経済損失は大きく、気候条件はとても悪かった」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年1月11日
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