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人民網日本語版>>経済

華為の携帯販売量がサムスン、アップルに迫る ロシア

人民網日本語版 2017年01月09日08:24

2016年に中国企業のロシアのモバイル端末市場での占有率(販売量)は20%を超えた。専門家とITアナリストの考えでは、販売ネットワークの拡大と新たな中国企業のロシア市場進出により、2017年に中国メーカーはミドルレンジ市場でシェアを拡大する可能性がある。ロシアメディアの報道を引用して参考消息網が伝えた。

世界トップクラスのマーケティングリサーチの企業であるGfK Groupのまとめによると、2015年11月から2016年11月までに、華為(ファーウェイ)及びその傘下ブランド「栄耀」のシェアは1.8%から8.5%に増加した。サムスンの20%、アップルの12.5%に次ぐ販売量だ。聯想(レノボ)は4位(7.4%)、中興は5位(5.7%)だった。

Mir PK誌の編集長は、中国のスマートフォンメーカーは2016年にロシア市場で足場をしっかりと固めたと考える。華為は特に成功し、「栄耀」シリーズの販売を通じて、シェアを3倍高めた。聯想のシェアが13.7%から7.4%に下落したのは、主に同社が重点をタブレット販売に置いたためだ。同氏は「中国ブランド全体のシェアは約20%に達する。来年はミドルレンジ製品でのシェアが高まる見込みがある」と指摘した。また「5年前に中国企業がロシアに進出した際にこの国の市場を完全には理解していなかったとするなら、現在はすでにロシアの大型小売業者と関係を構築し、物流も構築した」「名も知らぬ中国企業がロシアの大型小売企業に来てしばしば拒絶された時代はすでに過ぎた」と述べた。現在はロシアの小売企業自ら中国企業を探し、その製品の販売を持ちかけている。例えば華為は2016年にロシアの大型チェーン店と合意を締結し、モスクワとその他の地域でのプレゼンスを拡大した。

中国企業は現在、ロシア国内の人気テレビ番組を通じてブランドの認知度を高めてもいる。例えば華為は第1チャンネルの夜の番組のスポンサーとなり、中興はバラエティーチャンネルTNTのスポンサーとなり、楽視は「ロシアの良き声」のオフィシャル協力パートナーとなった。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年1月9日

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