1月5日は年に1度の「臘八節(ろうはちせつ)」だ。「臘月」と呼ばれる旧暦12月の8日は「臘八」となり、昔は「臘日」と呼ばれていた。「臘八節」は1千年あまりの歴史を有する。新華社が報じた。
史料の記録によると、先秦時代から、臘八節は祖先と神霊を祭る行事が行われてきた。民衆はこの日、五穀豊穣と人間・動物の繁栄を祈った。伝統的な意味からいえば、この日は、「年越し」準備のスタートであり、どの家でも新年を迎える準備で忙しくなる。
臘八の習慣については、民間でさまざまなものが伝えられている。最も広く伝承されてきた習慣は「臘八粥」を食べること。このほかには、「臘八ニンニク」を作る、「臘八酢」を飲む、氷を食べる、「臘八麺」を食べるなどの習慣がある。
一杯の臘八粥を飲んで「年越し」の準備を始めるという中国人の伝統スタイルが今年も始まった。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年1月5日
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