外交部(外務省)の耿爽報道官は4日の定例記者会見で、中国政府がシリア問題の政治的解決プロセスを再始動するため解暁岩・シリア問題特使を再派遣すると発表した。
耿報道官は「最近、シリア政府と主要な反政府武装勢力は停戦協定に調印し、和平交渉の始動に同意した。これはシリア問題の政治的解決が新たな機会を迎えたことを意味する。安保理がシリア停戦及び政治的プロセスの開始に関する決議を採択したことは、シリアの政治プロセス再開を支持する国際社会の共通認識を示している。中国は安保理常任理事国として、常にシリア問題の適切な解決のために積極的、建設的な役割を果たしてきた。解特使の再派遣は、関係方面との意思疎通・調整を強化し、国際社会の和平努力を支持し、政治的解決プロセスを早期に再始動するためのものだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月5日
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