外交部(外務省)の耿爽報道官は4日の定例記者会見で、中国側はフィリピンがASEAN議長国をしっかりとこなし、中国・ASEAN関係を新たな段階へと押し上げることを支持すると表明した。
耿報道官は「中国政府は常にASEANを周辺外交の優先的方向性としている。今年はASEAN創設50周年、中国・ASEAN観光協力年であり、双方関係は質の向上のチャンスを迎えている。中国側はASEANと共に、さらに政策面の意思疎通、戦略的連結、実務協力を強化し、経済・貿易、コネクティビティ、生産能力など包括的協力を強化し、第3の五カ年行動計画をしっかりと実行し、中国・ASEAN自由貿易圏の高度化の成果を実らすことを望んでいる。同時に、観光協力年を成功させ、社会・人的・文化的協力の新たな柱を築き、中国・ASEAN協力に新たな原動力を注ぎたい」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月5日
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