学術シンポジウム「中国外交とシンクタンクの革新2016」が30、31両日に広州の曁南大学で行われた。中国の大学やシンクタンクから参加した専門家や学者は、中国の特色あるシンクタンクの質と水準を一層高め、中国外交をさらに力強く支えることを提言した。中国新聞網が伝えた。
シンポジウムは曁南大学と海国図智研究院が共催。参加者は中国外交と中国のシンクタンクが直面するチャンスと試練について議論するとともに、シンクタンク革新と外交実践の理論及び事例について話し合った。
中国外交副部長(外務次官)、中国国務院華僑事務弁公室副主任を歴任した何亜非氏は基調講演で「現代の中国においてシンクタンクは政府の『外部の脳』としての役割を強めている。シンクタンクは公共政策の決定に思想と行動案を提供する機関であり、政策の策定と実施に対して重要な影響力を持つ。大国の台頭過程において、中国外交は中国の特色あるシンクタンクによる力強い支えを一層必要としている」と強調。
「中国の特色あるシンクタンク整備の目標は国のソフトパワーと国際的影響力を高め、外交政策の決定に貢献し、国民による外交政策の理解と支持に貢献し、パブリック・ディプロマシーに貢献し、人材育成に貢献することだ」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年10月31日
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