2016年9月20日  
 

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人民網日本語版>>経済

革新発展が中国製品の「防弾チョッキ」に

人民網日本語版 2016年09月20日15:04

中国製の携帯電話がアフリカで「防弾チョッキ」になっているというニュースが、ネットユーザーの間でたちどころに広がった。「革新発展」の理念を背景に、中国の携帯電話は中国製品の海外進出の1つの縮図となっている。スマートフォンやドローンを代表とする中国製品は高い技術、高い品質、高い知名度で、激しい競争の繰り広げられる国際市場において、ライバルからの攻撃をかわす「防弾チョッキ」の役目を果たし、「メードインチャイナ」の魅力を伝えている。新華社が伝えた。

米経済誌「フォーブス」はこのほど、2016年はスマートフォン産業にとって重要なタイミングだが、アップルやサムスンといった従来の業界のリーダー役にとっては苦しい一年になるとの見方を伝えた。アップルは今年、13年ぶりの営業収入の減少に見舞われ、サムスンは電池の不具合による「爆発事故」を起こした。その一方で、華為(ファーウェイ)や小米(シャオミ)を代表とする中国のスマートフォンが国際市場に着実に根を張り、「スマートマニュファクチャリングチャイナ」の価値の国際化を達成している。

米国の科学技術ブログ「ザ・ヴァージ」の論考では、華為の携帯電話「P9」が今年発表され、中国メーカーに起きた実質的な変化を物語るものとなった。中国メーカーが優れたオリジナル工業デザインの重要性を認識するようになり、中国企業が成熟に向かうとともにオリジナル性を重視するようになり、革新の牽引役になったという変化だ。

華為の英国とアイルランドにおける消費者事業を主管する掲錦錦氏は、「華為の携帯電話が国内市場を占領し、国際市場に打って出ることのできた秘訣は、『技術と市場の2輪駆動』にある。華為は毎年売上高の10%以上を研究開発に投入しており、過去10年間の投入額は累計1900億元(約2兆9076億円)を超える」と話す。

華為フランス法人の宋凱社長は、華為がフランスの業界で幅広く認知されているのは主に次の3つの原因によるとし、「持続的に成長する企業の革新力」、「フランスの中小企業の革新発展への支援」、「フランスデジタル生態圏との持続的な融合」を挙げる。


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