G20サミット前の最後のシェルパ会議が開催

G20杭州サミットの第4回シェルパ会議が9月1日に杭州で開幕した。杭州サミット前最後のシェルパ会議であり、サミットに向けて最後の政治的準備を行なうことが中心的課題だ。とりわけサミットの最も重要な成果である首脳声明について協議し、各国の合意後にサミットに提出する。今回の会議はサミットの成功にとって特殊で重要な意義を持つ。中国側シェルパの李保東外交副部長（外務次官）が議長を務め、G20構成国、各来賓国、国際組織のシェルパが出席した。中国新聞網が伝えた。

李氏は開幕式で「ここ1年近くの間に、G20各国は『革新的で、活力ある、連動した、包摂的な世界経済の構築』というテーマをめぐり、踏み込んで議論し、緊密な協議を行ない、サミットの準備作業の積極的な進展を促してきた。現在すでにサミットの準備は最終段階に入っており、各成果を固め、各配置を確定する重要の時だ。各国が引き続き協力精神を発揚し、最後の1キロをしっかりと走り、サミットの積極的かつ実り豊かな成果を共同で後押しし、世界経済の成長に新たな原動力を与え、国際社会に満足のいく答えを示すことを希望する」と述べた。また、杭州サミット首脳声明の主な内容と協議の構想、サミット関連活動の配置について説明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年9月2日