「中央日報」は、ソウル大学農業経済社会学部のキム・ハンホ教授に話を聞き、「サムゲタンが中国で冷遇されているのは、事前準備が不十分で、中国人の好みと食習慣を十分に考慮していないからだ。例えば、韓国国内向けのサムゲタン(800グラム)の高麗人参含有量は6−10グラムであるのに対し、中国輸出用は3グラムにすぎない」と伝えた。
また、同紙によると、サムゲタンのほか、韓国の米とキムチも中国で冷遇されている。米は中国への輸出が解禁となって6カ月が経つものの、これまでの輸出量は237トンにとどまり、今年の輸出目標の2000トンには程遠い結果となっている。また、昨年12月に5年ぶりに輸出が再開されたキムチも、農林畜産食品部が年間100万ドル(約1億円)の輸出を目標に掲げたが、上半期の輸出額はわずか9万ドル(約900万円)にとどまり、目標の10%も超えられなかった。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年8月29日
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