中国医学では食物の色は、五臓と関係があり、青い食物は肝臓、赤い食物は心臓、黄色い食物は脾臓、白い食物は肺、黒い食物は腎臓の働きをそれぞれ強める。白色の食物は、肺の機能を補う作用があるため、秋に白色の食物を積極的に摂ると健康にとってプラスになる。健康報が伝えた。
精米や麺類は普段から主食として食べているが、例えばうるち米は中国医学では甘い味で、穏やかな性質を備えるとされている。白い食物の多くは、温(身体を温める性質)にも寒(身体を冷やす性質)にも偏らない穏やかな性質か、やや身体を冷やす性質を帯びている。具体的には、カリフラワー、白菜、大根、レンコン、蓮の実、トウガン、マッシュルーム、白いんげん豆、豆腐、白ゴマ、ユリ根、白芍(芍薬の根の外皮を除いたもの)、山芋、シロキクラゲ、牛乳などが白い食物として挙げられる。これらの食物は、栄養価が高いだけではなく、有機硫化物、クェルセチン、カテキン、フィチン酸などのファイトケミカルも含んでおり、人体の健康増進に大いに役立つ。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年8月29日
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