記者が複数の携帯ナビソフトを使って、嵩明県「死人湾」と官渡区「鬼門関」の地名を調べたところ、どちらも検索することができた。 昆明の歴史学者・趙立氏は、これら2つの地名について、次の通り説明した。
「歴史文献に官渡区鬼門関の記載が残っているが、この地名は恐怖や鬼とはまったく無関係で、地形が非常に険しいさまを形容するためにこの名がついた。官渡区鬼門関は、大板橋と双龍橋の交わるところにあり、そこの地形は極めて険しいうえ、両側には松が生い茂り太陽の光が遮られている。このため薄暗い環境で、通行人は苦労してここを通らなければならない。このため、鬼門関という地名が現在まで残されている。」
また、趙立氏は、「嵩明県死人湾という地名の由来について書かれた資料は、現時点では見つかっていない。ただ通常、現地の住民が地名をつける際には、素晴らしい意味が込められた名前を選んでつけることが多い」とした。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年8月24日
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