2016年8月23日  
 

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ライブ中継経済 大人気の影に問題も

人民網日本語版 2016年08月23日08:15

「何も送ってこないで。お金があるならおやつでも買って……」。競泳女子の傅園慧選手は、ファンから次々に送られてくるバーチャルプレゼントを携帯電話の画面で見ながら、こう述べた。スポーツ界の「土石流」と呼ばれる傅選手は、2016年リオ五輪開催期間にライブ中継プラットフォームにゲスト出演し、番組が終わる頃にはオンラインで中継を見ているユーザーは1千万人を超えた。人民日報が伝えた。

傅選手だけではない。張継科選手、寧沢濤選手、秦凱選手、何姿選手などの五輪のスター選手も五輪関係のライブ中継に出演した。五輪スターの出演により、ライブ中継にはさらに火がつき、関連のライブ中継プラットフォームも大きな利益を上げた。

騰訊(テンセント)、アリババ(阿里巴巴)、小米(シャオミ)といったインターネット事業の大手は、早くから相次いでライブ中継事業に参入している。パイはますます大きくなり、かつての団体購入サイトと同じく、雨後の竹の子ののようにサイトが次々誕生し、新たな人気投資先となっている。

▽バーチャルプレゼントがリアルな現金に 情報流通量による利益も相当

レジャーボート、スポーツカー、ダイヤモンド。ライブ中継の視聴者から送られるこうしたバーチャルプレゼントを軽く見てはならない。本当の車や舟ではないが、視聴者がライブ中継プラットフォームに実際に代金を支払って買ったもので、受け取った中継サイドは一定の割合で現金に換えることができる。

中継プラットフォーム・映客直播の場合、視聴者は現金をダイヤモンドに換え、ダイヤでプレゼントを買って中継サイドに送り、プレゼントは一定の割合で映票というチケットになり、映票は32対1の割合で現金に替えられる。プレゼントの価格は1元足らずから数千元までとさまざまだ。


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