リオデジャネイロ五輪の選手村において、トイレがつまる、パイプの破裂、むき出しの電線、廊下に電灯がない、不衛生な床などの原因により、オーストラリア代表団は24日、選手用マンションは「宿泊に不適」として入居拒否を発表した。華西都市報が伝えた。
しかし、オーストラリア以外の代表団からの不満の声はそれほどではなく、南アフリカ代表団はリオデジャネイロ五輪の選手村に喜んで入居する姿勢を見せ、マンションを「非常にいい」と絶賛した。
南アフリカ代表団は、エアコンやWiFi、水道管設備、さらにはプールが設置されていることに満足しており、他の選手村の水準とさほど変わらないと述べた。日本水泳チームも27日リオ入りし、同選手村で昼食をとったが、日本代表団の選手村に対する印象もよかったようで、団員の金藤選手は「部屋もきれいで、食事も申し分ない」と称賛している。
ブラジルは選手村レストランに少なからず工夫を凝らしているということで、ビュッフェではブラジルの地元料理や西洋料理、アジア料理などの5種類のビュッフェのほか、韓国のキムチ、日本の味噌汁や納豆などが楽しめる。それに加え、アサイー、スターフルーツ、アカテツ、パッションフルーツなどの異国情緒満点の現地のフルーツ40種類を味わうことができるということだ。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年7月29日
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