北京のバス1万2000台、3ヶ月内にWi-Fi設備を更新

22日に発表された情報によると、北京公共交通集団は今後3ヶ月内に、所属するバス1万2000台のWi-Fi設備の更新を終える。市民は「16 WiFi」を使うことで、車内で無料ネット接続を利用できるようになる。北京青年報が伝えた。

北京のバスのWi-Fiは、16 WiFi社から提供されている。2万台以上のバスのうち、1万2000台でWi-Fiが提供されている。16 WiFi社の邱朝敏CEOは、「既存の1万2000台のWi-Fiのアップグレードが、来週より始まる。乗客は今後、4Gインターネットを利用できるようになる。通信速度は上り・下りで2−3Mbps。5−7人が同時に動画を見ても問題ない。単なるネット閲覧ならばよりスムーズだ」と説明した。この更新は3ヶ月内に終了し、その後さらに残りのバスにWi-Fi設備を取り付けることになる。

またバスだけではなく、市民は将来的に、地下鉄でも無料Wi-Fiが利用できるようになる。北京地鉄公司の責任者によると、Wi-Fiの運行安全性はこれまでに、地下鉄9号線の試験で実証されている。バスと異なり、地下鉄でWi-Fiを使用する場合、電波妨害の問題を考慮しなければならない。この問題はすでに解消されており、今後は地下鉄の多くの乗客が同時に接続した場合の通信速度の問題を解消する。技術的には、早ければ来年下半期にも実現できるという。（編集YF）

「人民網日本語版」2016年6月23日