市産婦人科病院で出産疑似体験をするプレ・パパ
陣痛・分娩はどれくらい痛いのだろうか?父の日に際し、河北省石家荘市の産婦人科病院では、もうすぐパパになる男性10人を対象に、陣痛・分娩の疑似体験が行われた。体験の結果、「陣痛には十秒も耐えられなかった。痛みが半分にもならないうちに、もう耐えられないと感じた」という感想が寄せられた。専門家は、「出産本番で女性が味わう痛みは、疑似体験した痛みをはるかに凌ぐものだ。今回、陣痛・分娩の痛みを疑似体験したことで、プレ・パパたちは、出産に対してより直観的な感想を持ち、妻に対してより深い理解や関心を持つきっかけとなっただろう」とコメントした。燕趙晩報が伝えた。
今月16・17・18日の3日間、市産婦人科病院は、もうすぐ父親になる男性10人を対象に、陣痛・出産時の痛みを疑似体験してもらうイベントを実施した。現場では、陣痛・分娩時の痛みが10段階に分けられた。プレ・パパ10人は、レベル1から10のうち、レベル5から6の痛みで、もはや耐えられないと感じ、うち5人が体験をそれ以上続けることを拒絶した。体験したプレ・パパの一人である趙氏は、「レベル6を経験したとき、すでにかなりの痛みを感じていた。身を切られるような痛みに、もはや耐えられないと感じた。頭の中は、体験が一刻も早く終わってほしいという思いだけだった。期待に満ちた妻の眼を見て、何とか持ちこたえようと思った。だが、そう思ったのはほんの束の間、痛みがレベル7に上がったとたん、突然耐えられなくなった」と話した。