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ローズゴールド色のスマホ、人気の理由は?

人民網日本語版 2016年05月17日08:16

アップルがローズゴールド色の製品を発売すると、この色は多くのアップルファンから人気を集めた。ファーウェイもスマートウォッチとスマホにローズゴールドを採用し、他社追随を好むサムスンも直ちにローズゴールドとピンクを取り入れている。米テクノロジーメディア「WIRED」によると、ローズゴールドのファッション界から電子製品への進出は偶然ではなく、人間の心理と色の間には複雑な関係があるという。人民網が伝えた。

2015年に学術誌に掲載されたドイツ人科学者の論文によると、同じ実力を持つ選手ならば、赤いユニフォームを着用した人の方が審判から高い評価を受け、勝利を収めやすいことが分かった。統計データによると、21種目の試合で、赤いユニフォームを着た選手は16種目で勝利し、その他の色のユニフォームを着用した選手を大きく上回った。

赤の他に、ピンクも人々の心理に大きな影響を及ぼす。華夏心理網のベテラン心理カウンセラーの荀炎氏は、「うつ病の患者に対しては、柔和なピンクを使うよう提案する。すべての色のうち、ピンクは健康を象徴しており、リラックスとストレス解消の効果があるからだ。女性は産後、体内の女性ホルモンの分泌が減少し、ゆううつになる。そのためピンクのタオルやコップなどの小物を使うことで、気持ちを整えることができる」と例を挙げて説明した。

女性は職場で、黒、白、グレーなど中性的な色を好む。これは男女の差を縮めることができるからだ。男性は職場でピンクのシャツを選ぶことがあるが、これは強すぎる男性の雰囲気を和らげ、親しみやすい印象にするためだ。

しかし荀氏は、「色と性格心理学には一定の理があるが、一部の複雑な内容については説明しがたい。そのため色彩心理学を盲信するべきではない。個人的には、いわゆるカラー診断には参考の意義があるが、ゲームとしてとらえるべきと考えている。これらの研究が、広範な科学試験を踏まえていないからだ」と指摘した。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年5月17日

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