安慶師範学院(安徽省安慶市)の食堂が7日、オレンジと鶏肉、パインと肉、コーンとブドウの炒め物、ブドウとトマト、リンゴと肉という5種類の新しいおかずの提供を始めた。さっぱり味のフルーツを組み合わせたこれらのおかずは人気となり、多くの学生が噂を聞きつけて早くから列を作り、午前中の授業が終わって20分後には全て完売となった。 中国新聞網が報じた。
これらちょっと「グロテスク」なおかずには、ネットユーザーから賛否両論が上がっている。あるネットユーザーは、「斬新なおかずを打ち出すのはいいこと。おいしいかおいしくないかは別として、いつも同じメニューでは、食欲もわかない」と支持する声を寄せる一方、別のネットユーザーからは、「果物のビタミンが全て壊れてしまう」、「この料理食べても大丈夫なの?」など心配する声も上がっている。
同学院の大学2年生の李さんは、「これらが『暗黒料理』ではない。味もまあまあだし」としている。
味のほか、量も学生の関心の的となっている。同校の2年生の方林さんは、「彩りもいいし、フルーツと野菜が入っているのでダイエットしたい人にはいい。それに、ビタミンも十分取れる。でも、男子にとっては、少なすぎて、すぐにお腹がすくのでは」と語っている。