中国航空工業集団公司が独自に開発した、次世代ターボプロップ・リージョナル機「運12F」が、このほど米連邦航空局(FAA)の合格証を取得した。これは同機が「世界市場への通行証」を手にしたことを意味する。人民日報海外版が伝えた。
運12Fは乗客・貨物輸送、海洋モニタリング、パラシュート降下、空撮、地質調査、医療救助、人工降雨などに広く活用できる。同機の最大離陸重量は8.4トン、最大積載量は3トン。実用巡航速度は時速400キロ、最大航続距離は燃料満タンで2255キロ、上昇限度は7000メートル。19人の乗客、もしくはLD-3形コンテナを3個のせることができる。
運12シリーズはすでに約200機納入されており、約30カ国・地域で使用されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月26日