中国疾病予防コントロールセンター・ウイルス病予防コントロール所の専門家チームはこのほど、江西省疾病予防コントロールセンターと協力し、中国初のジカ熱感染者の血液に含まれるジカウイルス遺伝子を全面的に解析し、全ゲノム塩基配列を解読した。ウイルス遺伝子は1万676個の塩基でできている。遺伝・進化の分析により、アメリカ大陸の流行株との間に高い相同性を持つことが分かった。人民日報が伝えた。
海外から持ち込まれたウイルスの全ゲノム解析は、海外から帰国した患者の感染源、ウイルスの変異、診断キット、ワクチンなどの研究に対して重要な意義を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月24日