国家国防科技工業局が発表した情報によると、月探査重大特別プロジェクト指導チームの審査を経て、月探査機「嫦娥5号」は試作機の開発から実用機の開発段階に入った。2017年頃に開発を完了し、時期を見計らい打ち上げられる見通しだ。科技日報が伝えた。
月探査プロジェクト第3期の中心任務である嫦娥5号は、2013年に試作機の開発段階に入り、2015年には計画通りに試作機の設計と開発を完了した。技術の難関突破、地上試験、システム間試験、専門研究、全過程のフロー分析などを経て、試作機の設計・製造案及び地上設備などを検証した。その後、各システムを試作機から実用機の開発段階に移し、月探査プロジェクト第3期の実用機の開発段階に移すための審査に合格した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月23日