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ひどいネット中毒は心臓の機能を弱める

人民網日本語版 2016年01月26日16:32

このほど、英国のスウォンジー大学人間健康科学学院とイタリアのミラノ大学の科学者はインターネット中毒は体の免疫システムに損傷を与え、脳卒中や心筋梗塞を患うリスクを増大させることを発見した。生命時報が伝えた。

研究者は毎日平均6時間、一部10時間インターネットを行なう回答者500人を選出した。彼らのうち、ネット依存度が比較的高い人はそうでない人に比べ風邪やインフルエンザの症状が出る確率が30%高く、ネットから離れて過ごすとパニックや不安などの精神的ストレスや他の心理的な問題が発生し、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなることがわかった。

研究者は「感情的な緊張と緩和を交互に行うことで体内のコルチゾールというホルモンの量に変化が生じ、免疫系の機能に影響を与える。このほか、ネット中毒者は他人と十分なコミュニケーションを取らないため、周りの環境にある病原菌に接触する機会が比較的少ない。これも免疫機能を低下させる原因になっている。ネット中毒者は常に睡眠不足で、飲酒や喫煙の回数も多く、スポーツをする機会も非常に少ない。このため心臓の正常な機能に影響を及ぼし、心筋梗塞や脳卒中の発症に繋がる」と考えている。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年1月26日

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