イタリアの青年がタイを旅行中、突然病気になったが、言葉が通じないため医学的治療が困難な状況だった。ホテルの隣の部屋に泊まっていた大連からの旅行者、陳翰さんがこの状況を見つけ、漫画を描いてこの難題を解決、イタリアの青年が無事に診察を受けることができた。陳さんは魯迅美術学院という美術大学を卒業し、絵を描くことが彼の得意分野だ。大事な場面で漫画が「世界共通語」として機能した。1月3日、すっかり回復したイタリアの青年は陳さんに深い感謝の意を表した。現地のタイでは、中国人観光客が機転を利かせて人を助けたという話は美談として伝えられている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年1月13日