中国医薬で体調を整える必要がある大学寮生にとっては、中国医薬を買って帰っても煎じる場所がないという苦境に常に直面している。福建中医薬大学(福建省福州市)の学生、李和明さんはこの苦境からビジネスチャンスを嗅ぎつけ、大学生専門に中国医薬を煎じて宅配をするという、アプリを開発した。
同校薬学部の3年生である李さんがこのアプリの開発をした理由は自身のある医療経験によるものだ。ある時、李さんは診察も順番待ち、薬の受け取りも順番待ち、寮に帰った後は薬を煎じるのが一大問題だった。そこで、李さんは同級生を誘って、一緒にビジネスを始め、薬を煎じるアプリプラットフォームを開発した。
処方の安全性を確保するため、李さんのグループはアプリに処方のチェック機能を加えた。一般的には、処方箋を受け取ったあと、彼らはまず薬が間違っていないかチェックする。
薬を受け取った後、李さんのグループのスタッフは学校の自動煎じ機で薬を煎じる。薬を煎じる以外に、李さんのグループは店で薬を受け取ることができない客のため家まで薬を届けるサービスをしており、多くの在校生からの好評を得ている。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年1月11日