今年も期末試験の日が近づいてきた。例年と違う点は、今年の期末は早起きした先着100名に朝食券が配られるということ。そんな話題が連日福州大学(福建省福州市)を賑わせ、2千余名の学生が早起きを競い合っている。1月5日朝7時、福州大学生活区大易班ステーションには長蛇の列ができていた。各寮から朝食券をゲットしようと駆けつけた学生たちだ。彼らは6時の時点でSNSの微信(WeChat)でトップ100人に食い込んだ努力と幸運の持ち主。
大学側の紹介によると、期末が迫ったこの時期、学生の早朝学習を励まそうと、同大学の学生担当機関が公式アカウントを開設、1ヶ月間限定の「おはよう福大」朝食券配布キャンペーンを設けた。毎朝6時に整理券が配られ、トップ100人に食堂の5元分の朝食券が配られ、1枚ゲットすれば0.1点分の総合成績評価アップになるという。この活動は多くの参加者を募り、毎朝数千名の学生が早起きに精を出している。(編集IM)
「人民網日本語版」2016年1月7日