北京市で6日、「中国地域革新能力評価報告書2015」が発表された。地域革新能力ランキングのトップ9は上から順に、江蘇省、広東省、北京市、上海市、浙江省、山東省、天津市、重慶市、安徽省で、2014年と比べ順位は不動だった。福建省は湖北省に代わり、10位に浮上した。科技日報が伝えた。
同報告書によると、順位を最も大きく上げたのは内モンゴル自治区で、2014年の27位から21位に浮上した。これは内モンゴル自治区の知識取得能力ランキング、革新環境ランキングの大幅な上昇によるものだ。
研究チームは、順位の変化状況は、革新能力の高い地域の革新の原動力が多元化しており、比較的安定を維持していることを示したと指摘した。一部の2・3番手の地域の革新能力は、資源・投資駆動モデルに依存しており、国際金融危機および国内の新常態発展モデルの影響を受け、低下傾向を示した。しかしこれは地理的な位置との関連性が薄く、中国北西でも革新能力ランキングが浮上した省があった。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月7日