北京の地元民の生活から姿を消して十数年になる東単市場が今月末リニューアルオープンする。試行営業中の市場内は9月28日、大勢の人でごった返し、市民たちが色んな商品を購入していた。
東単野菜市場がオープンして以降、八百屋、レストラン、スーパーマーケットなどの業態が一体となり、オンラインとオフラインを合わせた総合サービスプラットフォーム作りに力を入れていく。後期には周辺5キロ範囲の少なくとも30万世帯が利益を受けると予想される。
市場の入口では数人の買い物客が東単野菜市場の看板を写真に収めていた。東単野菜市場は1902年、東単交差点の北西角に建設され、北京の古い地元民からは「野菜カゴ」の愛称で呼ばれていた。1997年、都市開発により全て取り壊され、多くの北京の地元民の思い出として記憶されてきた。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年9月29日