7月の社会消費財小売総額は前年同期比10.5%増の2兆4300億元(1元は約18.6円)に達した。伸び率は先月より0.1ポイント低下した。価格要因を除いた実質成長は10.4%。7月の消費市場の伸び率はやや低下したが、農村消費、飲食業や新興業界の消費が好転しつつあるなど、目玉も多かった。
沈報道官は、7月の消費市場の主な特徴として、▽農村消費の伸びが加速▽飲食業の消費が引き続き好転▽日常生活用品の消費が安定の中で加速▽アップグレード製品の需要が拡大▽新業態が比較的早い発展を維持――という五つの点を挙げた。
2015年7月の全国輸出入総額は前年同期比8.8%減の2兆1200億元(1元は約19円)となった。そのうち輸出額は8.9%減の1兆1900億元、輸入額は8.6%減の9300億元、貿易黒字は10%減の2630億元。ドル建てで計算すると、7月の全国輸出入総額は8.2%減の3472億ドル(1ドルは約121円)に達した。そのうち輸出額は8.3%減の1951億ドル、輸入額は8.1%減の1521億ドル、貿易黒字は9.1%減の430億ドルとなった。
1~7月、中国全国の実行ベース外資導入額(銀行、証券、保険分野のデータを除く、以下同じ)は前年同期比7.9%増の4710億7千万元(1元は約19円)となった。北京日報が伝えた。
そのうち、1~7月のサービス業の実行ベース外資導入額は前年同期比19.6%増の475億ドルに達し、全国実行ベース外資導入総額の62%を占めた。金融サービス業の増加幅は381.1%、科学研究業界の増加幅は93.1%、総合技術サービス業の増加幅は57.1%で、伸びがもっとも速い業界トップ3となった。
2015年7月、中国の対外投資は前年同期比18.6%減となり、6月(同15.5%減)に続き、2ヶ月連続のマイナス成長となった。データによると、1~7月の非金融分野の対外直接投資額は20.8%増の3890億元(1元は約19円)となった。
7月の対外直接投資額は前年同期比18.6%減の75億ドル。そのうち、株式と債券への投資は20.9%減の61億ドルとなり、全体の81.3%を占めた。収益の再投資は同6.7%減の14億ドルで、全体の18.7%を占めた。
(編集JZ)
「人民網日本語版」2015年8月31日