上海市政府は18日、「世界に影響力を持つ科学技術イノベーションセンター建設を目指し、一層開放的な海外の人材誘致政策の実施規則(試行)」を発表した。今後、上海では、科学技術分野のイノベーション・起業人材や科学研究の第一線で中核を担う人材に照準を合わせた、海外ハイレベル人材の認定基準が設定され、外国人の就職や居住証の取得が一層容易になる。人民日報が報じた。
上海はさらに、留学生が卒業後そのまま就職できるテスト事業を開始。今後、上海の大学で修士号及びそれ以上の学位を取得した留学生は、上海自由貿易試験区や張江高新技術産業開発区管理委員会が発行した証明を持っていれば、就職ビザ取得の手続きを行うことができる。これまで、外国人が上海で就業ビザを取得するためには、「2年の職歴を持つこと」が条件だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月19日