習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は17日午後に長春で一部省区党委員会幹部との座談会を招集し、東北地域など旧工業基地の振興および第13次五カ年計画期の経済・社会発展について意見や提案を聞いた。
習総書記は「東北地域から見ても、全国の発展から見ても、東北地域の旧工業基地の振興実現には重要な意義がある」「現在、中国経済の状況と運営は全体的に良好だ。長期的に良い方向に向かうという経済発展のファンダメンタルズに変わりはなく、強靱性に優れ、潜在力が十分で、加減の余地が大きいという経済の基本的特徴に変わりはなく、持続的経済成長を支える良好な基礎と環境に変わりはなく、経済構造調整の最適化という前進の態勢に変わりはない。新たな成長源が加速的に育まれ、次々に完成しており、新たな成長の原動力が形成を加速し、力を蓄え続けている。経済発展には依然大きな将来性があり、自信を持たなければならない」と強調した。
また「党中央は東北地域の発展をかねてから強く重視してきた。東北地域は人口、資源、産業、人材、インフラ、地理的位置など支えとなる力が強く、大きな発展の余地と潜在力を持つ」と指摘した。
習総書記は東北地域の旧工業基地の振興推進について、体制・制度の整備、構造調整の推進、イノベーション・起業の奨励、民生の保障と改善に力を入れるよう指示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年7月20日