写真はsinovisionより |
米国の中国語ニュースサイトsinovisionによると、中国生まれの「90後」(1990年以降生まれ)の中国系米国人、李林笛さん(24)が米国・ペンシルベニア州第七選挙区の国会議員に立候補した。もし当選したら、米国最年少国会議員となり、同州初の女性国会議員になる。人民網が報道した。
李さんは1990年中国の四川省に生まれ、3歳で両親と一緒にイギリスに渡り、6歳で米国に移住した。3年前にプリンストン大学を卒業し、金融と哲学のダブルディグリーを取得し、また前後してメルクとモルガン·スタンレーに勤務していた。6月、彼女は米国最年少国会議員の資格に挑戦することを決意した。
李さんが2008年の初めにプリンストン大学に入学したとき、学生会の会長に立候補するために1300以上の学生寮の門をたたいた。最終的にプリンストン大学初の女性学生会長になり、大学時代ずっとこの職を担当し、同校の歴史を塗り替えた。今回の立候補について彼女は「私の立候補を通してアジア系グループの融通が効かないイメージを変える準備はできている」と話す。
李さんは現在のところ、アル·ゴア元副大統領、オルブライト元国務長官や他の多くの政治家の支持を得ている。現在、米国の第113回国会において、アジア系議員の占める数は今なお少なく、中国系の議員は趙美心、孟昭文、劉雲平のたった3人だけである。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月1日