生態環境保護ボランティアの才仁さん(28)は長江の源にある青海省唐古拉山鎮に生まれた。彼は2012年からずっと、現地のインドガンを保護している。才仁さんは定期的に他のボランティアチームと一緒にインドガンの繁殖地である班徳湖で観察活動を行うと同時に、一部の遊牧民や観光客によるガンの卵の窃盗行為を阻止している。毎年6月から7月には班徳湖でキャンプを張り、インドガンの子育てを見守る。インドガンは現在、世界での生息数が7万羽以下の絶滅の危機に瀕した動物だ。才仁さんによると、2012年に初めて観察した際には班徳湖のインドガンはわずか1170羽だったが、今年は3千羽近くに達したという。新華網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年6月8日