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黒竜江省、中国とロシアが共同でソ連軍兵士の遺骨捜査

人民網日本語版 2015年05月13日13:41
12日、遺骨の入った箱を運ぶロシア人スタッフ。

中国とロシアはこのほど、ソ連軍兵士の遺骨共同捜査を黒竜江省穆棱市で始めた。ロシア側の専門の捜査員17人と、中国側の考古学チーム、大学生ボランティアなどが、1ヶ月間にわたり捜査を展開する。人民日報海外版が報じた。

第二次世界大戦期間中、ソ連軍の兵士300人以上が、黒竜江省牡丹江市にいた日本軍との戦闘で死亡した。2012年8月、牡丹江市穆棱市柳毛村に住む劉光臨さんが偶然、火焼山の上で4人の遺骨を発見し、鑑定の結果、ソ連軍の兵士であることが分かった。その後、ロシア側が中国に対して、ソ連軍兵士の遺骨の共同捜査を提案していた。

今回の捜査に先だって、中国とロシアのメンバーから成る先遣チームが今年4月、火焼山付近32平方キロの捜査範囲と、ソ連兵士の遺骨が埋められている可能性のある場所15-17カ所を確定している。収集された遺骨は、身元確認が行われた後、牡丹江市にあるソ連軍烈士墓園に埋葬されるか、ロシアに運ばれて埋葬される。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年5月13日

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